アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1の合格点は?
合格基準は正答率80%以上

更新日 2026年10月26日 読む時間の目安 約4分
この記事の要点
  • 合格基準は、正答率80%以上と公式サイトに書かれています。出題は60問なので、48問以上の正解が必要です(もちこ道場の計算)。
  • 点数は、試験会場で渡されるスコアレポートで分かります。合格すると、後日、合格証明書が発行されます。
  • 勉強の目標は、60問・60分の模擬試験で8割を超える得点を、2回続けて取ることをおすすめします(もちこ道場の考え方)。
この記事の目次
  1. 合格基準は公開されている
  2. 8割は高めの基準
  3. 目標は「8割を超えて2回続けて」
  4. 8割に届かせる勉強の順番
  5. 第1章の問題を解いてみる
  6. よくある質問

合格基準は公開されている

アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験(アジャイル検定)Lv.1 は、公式サイトの試験要項に、合格基準が正答率80%以上と書かれています。配点や、問題ごとの重みなど、点数のしくみまでは書かれていません。

項目 内容
問題数・時間 60問・60分
答え方 多肢選択式(四肢択一)
合格基準 正答率80%以上
点数の分かり方 会場で渡されるスコアレポート
合格したあと 後日、委員会から合格証明書が発行される

60問で80%なので、48問以上の正解が必要です。まちがえてよいのは12問までです。

8割は高めの基準

合格率は公式サイトで確かめられませんでしたが、合格基準が8割というのは、資格試験の中では高めです。一方で、公式サイトの概要のページには、平均正解率が70%になるように難易度を調整していると書かれています。平均的な正解率と合格基準のあいだには、10ポイントの差があります。

60問のうち、合格に必要な正解数 合格基準 48問(80%) 合格に届かない 合格 0問 60問 60問のうち、48問以上に正解すると合格です。 まちがえてよいのは、最大で12問です。
60問のうち、合格に必要な正解数(公式の合格基準から、もちこ道場が計算して作図)

目標は「8割を超えて2回続けて」

合格基準がはっきりしている試験でも、基準ちょうどを狙うと、当日の調子しだいで落ちてしまいます。もちこ道場では、次の理由から模擬試験で8割を超える得点を2回続けてを目標にしています。

  • 本番は初めて見る問題です。何度も解いた問題での得点は、実力より高く出ます。
  • 時間の圧力があります。60問を60分で解くので、1問は平均で約1分。家で時間を計らずに解くより、本番は得点が下がりやすくなります。
  • カタカナや英語の用語が多いため、似た用語を取り違えると、続けて失点しやすくなります。

8割に届かせる勉強の順番

  1. 公式テキストを1回通して読む。細かく覚えようとせず、全体の地図を作ります。
  2. 章ごとに問題を解き、まちがえた選択肢をテキストで確かめる。正解だけでなく「ほかの選択肢がなぜ違うか」まで見ると、似た用語の区別がつきます。章の中身は、第1章の要点などにまとめています。
  3. 60問・60分の模擬試験を、時間を計って解く。8割に届かない章だけを解き直します。

勉強時間の組み立て方は「アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1の勉強時間」で説明しています。

第1章の問題を2問、解いてみる

もちこ道場の第1章(無料体験)の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。

問1

アジャイル開発では、開発期間を短くして早く区切りをつけることで、次の開発に入るまでの間に1を受け入れられるようになる。

答えと解説を見る

正解は 3(要件の変更)です。

【概要】

開発期間を短くすることの効果を問う問題である。アジャイル開発は繰り返しの単位となる開発期間を短くし、短期間で開発を終わらせる。そのため、次の開発に入るまでの間に要件の変更を受け入れることが可能になる。開発途中の要件変更ができなかったウォーターフォール型とは対照的である。したがって、空欄(1)に入る適切な語句は「要件の変更」である。

【図解】実験的機能

従来型(ウォーターフォール)とアジャイルの進め方の違い 従来型(ウォーターフォール)とアジャイルの進め方の違い

図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。

【各選択肢の解説】

  • 1.あなたの解答 開発環境の統一は、最初に環境をすべて固定するウォーターフォール型で必要とされた事項であり、短期間の開発によって可能になることではないため本問の正解ではない。
  • 2.あなたの解答 メンバーの増員は、遅れを挽回するために従来型で取られる対応であり、期間を短くした効果として受け入れられるものではないため本問の正解ではない。
  • 3.正解あなたの解答 要件の変更は、開発期間が短いからこそ次の開発までの間に受け入れられるようになるものであり、空欄(1)に当てはまる。
  • 4.あなたの解答 納期の延長は、変動要素への対応として従来型で選ばれるがビジネスに大きな影響を与えるものであり、短期間化で可能になることではないため本問の正解ではない。

問2

密接なコミュニケーションにより意思疎通を図るため、開発チームの構成は1に制限し、これを超える規模の場合には複数のチームに分割して対応する。

答えと解説を見る

正解は 4(10人以下)です。

【概要】

チーム内で阿吽の呼吸による円滑な対話を行うには、人数規模を適正に保つことが求められる。メンバー構成を10人以下に抑えることで意思疎通の悪化を防ぎ、大規模開発の際は複数チームを組んで運用する。

【図解】実験的機能

アジャイルのチームと開発者に求められること アジャイルのチームと開発者に求められること

図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。

【各選択肢の解説】

  • 1.あなたの解答 1人は個人で開発を行う最小単位であり、チーム内で相互に対話し協調しながら意思疎通を図る組織の推奨規模ではないため当てはまらない。
  • 2.あなたの解答 2人はペアプログラミングなどを実施する際の作業単位であり、阿吽の呼吸でプロジェクトを進めるチーム全体の構成人数として示された数値ではない。
  • 3.あなたの解答 50人以上は全員での意思疎通が極めて困難になる過大な人数であり、円滑な対話を維持するためのチーム人数制限として適切ではないため本問には該当しない。
  • 4.正解あなたの解答 10人以下は阿吽の呼吸で全員と意思疎通が可能なチーム人数の条件であり、大規模時にチーム分割を検討する基準でもあるため空欄(1)に適合する。
この続きを解く

第1章の50問は、登録なしでそのまま解けます。解説と図解も同じ形で付いています。

第1章の続きを解く

よくある質問

合格率は公表されていますか?

確かめた公式サイトのページには、合格率も受験者数も書かれていませんでした。このため、この記事では合格率の数字は載せていません。

何問まちがえても合格できますか?

合格基準が正答率80%以上で、出題が60問なので、まちがえてよいのは最大で12問です。計算上の数字なので、ぎりぎりを狙わず余裕を持った得点を目標にします。

過去問で合格点の感覚をつかめますか?

確かめた公式サイトのページに、過去問やサンプル問題の案内はありませんでした。本番と同じ60問・60分の形式で通して解く練習が、いちばん近い方法です。

もちこ道場

章ごとの問題と本番形式の模擬試験で、合格の力を確かめる

公式テキストの全5章から作ったオリジナルの予想問題を、スマホ・PC で解ける Web 演習サービスです(運営者が作っています)。

ベーシックプラン

500円

31日間・買い切り・自動更新なし

  • 全5章 250問○
  • 選択肢ごとの解説○
  • 全問の解説に図解○
  • 模擬試験(60問・60分)なし
おすすめ合格フルサポートプラン

1,000円

31日間・買い切り・自動更新なし

  • 全5章 250問○
  • 選択肢ごとの解説○
  • 全問の解説に図解○
  • 模擬試験(60問・60分)○

無料体験は登録不要です。

次に読む

ほかの資格の合格点: モバイルシステム技術検定2級 ・ IoTシステム技術検定 基礎 ・ IoTシステム技術検定 中級 ・ モバイル技術基礎検定 ・ スマートフォン・モバイル実務検定

出典・注記

試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月26日に試験の公式サイトで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。

  1. 試験要項 Lv.1(アジャイル検定 公式サイト)
  2. アジャイル検定とは(アジャイル検定 公式サイト)