アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1の勉強時間は?
公式の目安はなし。3週間の計画例
- 勉強時間の公式の目安は、確かめた公式サイトのページに書かれていません。この記事の時間は、もちこ道場の計画例です。
- 計画づくりの材料は、全5章の範囲・正答率80%の合格基準・60問60分の本番です。
- 読む1週・解く1週・模擬試験と見直しの1週の、3週間の計画から始めて、1週間たったら進み具合で直すのがおすすめです。
勉強時間の考え方
確かめた公式サイトのページには、勉強時間の目安が書かれていません。そのため、この記事では、試験の中身から計画を組みます。使う材料は次の3つです。
- 範囲: 公式テキスト1冊。もちこ道場の問題は、全5章に分けています(第1章 アジャイル開発の概要から、第5章 アジャイル開発の各種手法まで)。
- 基準: 正答率80%以上。60問中48問以上の正解が必要です。
- 本番: 60問・60分。1問は平均で約1分です。
受験資格は書かれていないので、経験の有無で必要な時間は変わります。アジャイル開発の現場にいる人は、用語の意味を知っている分、問題を解く時間に回せます。はじめての人は、読む時間を長めに取ります。
1日1時間・3週間の計画例
1日1時間を3週間続けると、約21時間です。次のように分けます。
| 週 | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 1週目 | 公式テキストの全5章を1回通して読む。分からない用語に印をつける | 約7時間 |
| 2週目 | 章ごとに問題を解き、まちがえた選択肢をテキストで確かめる | 約7時間 |
| 3週目 | 60問・60分の模擬試験を2回。8割に届かない章を解き直す | 約7時間 |
1週目の終わりに、読み終わっているか、用語がどれくらい頭に残っているかを見ます。遅れているときは、2週目を延ばして、3週目の模擬試験の時間は守ります。
計画どおりに進めるコツ
- 2週目からは「解く」が中心です。テキストを読み直すのは、まちがえた問題に関係するところだけにします。
- 章ごとの正答率を記録します。低い章が分かれば、3週目にどこを解き直すかがすぐ決まります。第3章(プロジェクト管理)や第5章(各種手法)は用語が多いので、第3章・第5章の要点で整理しておくと進めやすくなります。
- 模擬試験は時間を計って解きます。60問を60分で解き切れるかは、通して解かないと分かりません。
平日に時間が取れない人は
平日と休日で役割を分けます。
- 平日(1日20〜30分): 通勤や昼休みに、章ごとの問題を少しずつ解く。
- 休日(1日2〜3時間): テキストをまとめて読む、まちがえた問題をテキストで確かめる、模擬試験を通して解く。
この配分なら1週間で約5〜7時間なので、約21時間の計画を3〜4週間で終えられます。
不合格だったときの受け直しには間があります(2回目は初回受験日の翌日から数えて30日目以降)。試験日を決めるときは、その点も考えておくと安心です。
模擬試験で何割を目標にするかは「アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1の合格点は?」で説明しています。
第1章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第1章(無料体験)の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
アジャイル開発では、繰り返し開発の単位となる期間を1と呼び、この単位ごとに開発範囲を決めて進めていく。
答えと解説を見る
正解は 4(イテレーション)です。
【概要】
繰り返し開発の単位となる期間の呼び名に関する問題である。この期間はイテレーションと呼ばれ、開発範囲は各期間に先立って決められる。したがって、空欄(1)には「イテレーション」が入る。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1.あなたの解答 ストーリーはアジャイル開発において要求事項をまとめる単位であり、1回の繰り返し期間を示す用語ではないため本問の正解ではない。
- 2.あなたの解答 レトロスペクティブは反省会としてプロセスの改善を図る話し合いの場であり、繰り返し期間そのものを指す言葉ではないため本問の正解ではない。
- 3.あなたの解答 リファクタリングは外部動作を変えずにプログラムの内部構造を整える手法であり、反復期間の名称ではないため本問の正解ではない。
- 4.正解あなたの解答 イテレーションは繰り返し開発の単位となる期間の名称であり、空欄(1)に入る語句として正しい。
問2
繰り返しの期末に反省会として行われる1では、プログラミングなどの技術的問題だけでなく進め方に関する不備も討議し、継続的な改善を図る。
答えと解説を見る
正解は 3(レトロスペクティブ)です。
【概要】
繰り返し開発の節目には反省会を実施してプロセスの見直しを行う。レトロスペクティブを通じて技術課題と業務手順の両面を議論・改善することで、後続の繰り返しにおける開発成果や品質を向上させる。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1.あなたの解答 スタンドアップミーティングは日常の状況確認や課題共有のために毎日短時間で実施される打ち合わせであり、繰り返しの終わりに行う反省会ではない。
- 2.あなたの解答 ペアプログラミングは2人の開発者が協調してプログラムを作成する作業技法であり、開発プロセスの改善に向けた協議を行うミーティングではないため不適切である。
- 3.正解あなたの解答 レトロスペクティブは反省会を指す名称であり、繰り返しの節目に技術面やプロセスの改善点を話し合う集まりであるため空欄(1)に適合する。
- 4.あなたの解答 チームビルディングはメンバー間の協調性や信頼関係を築くための組織形成手法であり、各開発サイクルの終わりに実施される反省会の名称ではないため該当しない。
第1章の50問は、登録なしでそのまま解けます。解説と図解も同じ形で付いています。
よくある質問
勉強時間の数字は公式のものですか?
いいえ。確かめた公式サイトのページに、勉強時間の目安は書かれていません。この記事の時間は、範囲の広さと、正答率80%という基準から、もちこ道場が組んだ計画例です。
1週間で仕上げられますか?
受験資格に決まりはないので、短く仕上げる人もいるでしょう。ただ、全5章を一通り問題で確かめる時間と、60問・60分の模擬試験を解く時間は、削らないほうが安全です。
テキストを読むのと問題を解くのは、どちらに時間をかけるべきですか?
計画では、読むのが約3分の1、解く・見直すのが約3分の2です。過去問が公式に案内されていない試験なので、問題を解いて「覚えたつもり」を確かめる時間を多めに取ります。
もちこ道場
章ごとの問題と本番形式の模擬試験で、合格の力を確かめる
公式テキストの全5章から作ったオリジナルの予想問題を、スマホ・PC で解ける Web 演習サービスです(運営者が作っています)。
500円
31日間・買い切り・自動更新なし
- 全5章 250問○
- 選択肢ごとの解説○
- 全問の解説に図解○
- 模擬試験(60問・60分)なし
1,000円
31日間・買い切り・自動更新なし
- 全5章 250問○
- 選択肢ごとの解説○
- 全問の解説に図解○
- 模擬試験(60問・60分)○
無料体験は登録不要です。
次に読む
アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1の合格基準は正答率80%以上です。60問なら48問以上の正解が必要になります。点数の分かり方と、8割に届かせる目標の立て方をまとめました。
アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1の難易度を、公式サイトの情報から整理しました。合格率は確かめられませんでしたが、合格基準は80%、難易度は平均正解率70%が目安です。難しくなる理由と、向いている人を説明します。
アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1の学習の参考資料は、公式サイトで案内されている『アジャイル検定公式テキスト』です。公式サイトで分かること、分からないこと、全5章の使い方をまとめました。
ほかの資格の勉強時間: モバイルシステム技術検定2級 ・ IoTシステム技術検定 基礎 ・ IoTシステム技術検定 中級 ・ モバイル技術基礎検定 ・ スマートフォン・モバイル実務検定
試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月26日に試験の公式サイトで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。