アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1の
直前1週間にやること
- 直前の1週間は、新しいことを覚えるより、本番と同じ60問・60分の模擬試験を2回解いて、点を取りこぼしている所をふさぐ期間にします。合格基準は正答率80%以上(48問以上)です。
- 解き直す順は、正答率の低い章からです。もちこ道場の模擬試験の出題数から、全5章が12問前後ずつと予想しているので、章による偏りは小さめです。
- 前日は、取り違えやすい用語の確認と、本人確認書類・到着時刻の確認だけにして、早めに寝ます。
直前の1週間の考え方
試験の1週間前に、新しい章を一から覚えるのは割に合いません。60問のうち、すでに取れている問題を落とさず、あと数問を拾うことに時間を使います。
この試験の合格基準は正答率80%以上で、60問なら48問以上です。目安は、合格点の考え方の記事と同じく、本番と同じ60問の模擬試験で8割を超える得点を2回続けて取ることです(もちこ道場の考え方。くわしくは「合格点は?」)。そのために、1週間で模擬試験を2回解き、間の日で弱いところを直します。
1週間の予定表
| 日 | やること | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 7日前 | 模擬試験の1回目(60問・60分)。終わったら、章ごとの正答率を見る | 1.5時間 |
| 6日前 | 正答率の低い章を2つ選び、章ごとの問題を解き直す | 1〜2時間 |
| 5日前 | まだ解き直していない弱い章。用語の多い第3章・第5章を優先 | 1〜2時間 |
| 4日前 | 取り違えやすい用語をまとめて確かめる(下のリンク) | 1時間 |
| 3日前 | 模擬試験の2回目(60問・60分)。1回目と比べて伸びた章・伸びない章を見る | 1.5時間 |
| 2日前 | 2回の模擬試験で間違えた問題だけを解き直す | 1〜2時間 |
| 前日 | 用語の確認を少しだけ。予約・本人確認書類・到着時刻を確かめて、早めに寝る | 30分 |
解き直す章の選び方
先に模擬試験で正答率の低い章を選びます。もちこ道場の模擬試験の章ごとの出題数から、本番でも次のくらい出ると予想しています。
| 章 | 予想の出題数 |
|---|---|
| 第1章〜第5章(全5章) | 12問前後ずつ |
章ごとの差はないので、出題が多い章を優先する理由はありません。正答率の低い章から順に、章ごとの問題で解き直します。章の中身は「第3章 アジャイル開発におけるプロジェクト管理の要点」などの章の要点の記事で見直せます。
取り違えやすい用語の確認
直前に点を落としやすいのは、似た用語の取り違えです。スクラムや XP などの手法ごとに、役割・会議・道具の名前を取り違えやすいので、4日前と前日に、次の章の要点の記事の「取り違えやすい組み合わせ」だけを見直します。
前日と当日
前日は、試験の内容よりも当日の確認を優先します。予約した日時と会場、有効期限内の本人確認書類(原本。氏名が予約と同じか)、受付の時間に着く道順を確かめます。受付は試験開始の30分前から15分前までで、遅れると受けられません。
本番は60問を60分で解くので、1問1分が目安です。1問に時間をかけすぎず、迷ったら先に進んで、残った時間で見直します。点数は会場で渡されるスコアレポートで分かります。当日の流れは「当日の流れ」にまとめています。
第2章の問題を2問、解いてみる
もちこ道場の第2章の問題です。演習画面と同じ解説(図解・選択肢ごとの解説)を付けています。
問1
アジャイル編成のチームには発注側の代理人となる1が参加しており、顧客と現場のプログラマーを密接につなぐことで事業上の要望を迅速かつ正確にシステムへ組み込んでいく。
答えと解説を見る
正解は 4(プロダクトオーナー)です。
【概要】
アジャイルチーム内に配置される顧客代表の役割について問う問題である。顧客の意志を正確に現場へ伝えるため、チーム内に顧客の代表を組み込んで開発者と直結させる体制をとる。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1.あなたの解答 多能工は設計から実装および検証まで複数の工程をこなせる開発者を指し、発注側の代表として参加する役割ではないため本問の正解ではない。
- 2.あなたの解答 プロジェクト管理者は全体進行や調整を担う立場であり、顧客の代理人としてチームに参加して現場と直結する役割ではないため本問の正解ではない。
- 3.あなたの解答 品質管理担当者はテストの作成や検証作業を担当する要員であり、発注側のニーズを統括してチームに伝える代表者ではないため本問の正解ではない。
- 4.正解あなたの解答 プロダクトオーナーは顧客の代表としてアジャイルチームに加わり、顧客と開発者をダイレクトに結びつける役割であるため空欄(1)に入る語句として正しい。
問2
アジャイルソフトウェア開発宣言では、顧客のビジネス価値を最大化するために共有すべき開発指針として、1の価値が挙げられている。
答えと解説を見る
正解は 2(4つ)です。
【概要】
アジャイルソフトウェア開発宣言が挙げる価値の数を問う問題である。宣言では4つの価値が挙げられ、その価値には12の原則が添えられている。したがって、空欄(1)には「4つ」が入る。
【図解】実験的機能
図解は実験的機能です。内容を簡略化しているため、公式テキストの記載と異なることがあります。
【各選択肢の解説】
- 1.あなたの解答 2つは、宣言が挙げる価値の数ではなく、4つの価値を示した宣言の内容と合わないため、空欄(1)には入らない。
- 2.正解あなたの解答 4つは、宣言で挙げられている価値の数であり、空欄(1)に入る語句として正しい。
- 3.あなたの解答 8つは、宣言が挙げる価値の数ではなく、4つの価値を示した宣言の内容と合わないため、空欄(1)には入らない。
- 4.あなたの解答 12個は、価値に添えられた原則の数であり、価値そのものの数ではないため、空欄(1)には入らない。
第2章のほかの問題は、ベーシックプランで解けます。まずは登録なしで、第1章の50問を試せます。
よくある質問
1週間前の模擬試験で8割に届かなかったら、予約を変えたほうがよいですか?
予約の変更とキャンセルは、試験日の3営業日前まで(土日が試験日なら4営業日前まで)にできます。1週間前ならまだ間に合いますが、受験料の支払いが終わっていないと変更できません。届かなかった分が数問なら、弱い章を解き直して2回目の模擬試験で確かめてから決めても間に合います。
直前に公式テキストを最初から読み直すべきですか?
1週間で全5章を読み直す時間はとりにくいので、おすすめしません。模擬試験で間違えた問題の解説を読み、分からなかったところだけテキストのその節に戻ります。
8割はどのくらい余裕を見ればよいですか?
60問の8割は48問で、まちがえてよいのは12問までです。基準ちょうどを狙うと当日の調子で落ちやすいので、模擬試験では8割を超える得点を2回続けて取ることを目標にします。
もちこ道場
章ごとの問題と本番形式の模擬試験で、合格の力を確かめる
公式テキストの全5章から作ったオリジナルの予想問題を、スマホ・PC で解ける Web 演習サービスです(運営者が作っています)。
500円
31日間・買い切り・自動更新なし
- 全5章 250問○
- 選択肢ごとの解説○
- 全問の解説に図解○
- 模擬試験(60問・60分)なし
1,000円
31日間・買い切り・自動更新なし
- 全5章 250問○
- 選択肢ごとの解説○
- 全問の解説に図解○
- 模擬試験(60問・60分)○
無料体験は登録不要です。
次に読む
アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1の申し込み、当日の持ち物と受付、試験の進み方、結果の分かり方、受け直しの決まりを、公式サイトとプロメトリックの案内をもとにまとめました。
アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1の合格基準は正答率80%以上です。60問なら48問以上の正解が必要になります。点数の分かり方と、8割に届かせる目標の立て方をまとめました。
アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1に落ちたときに、いつもう一度受けられるか(2回目は初回の翌日から数えて30日目以降)と、次の試験までにやることをまとめました。スコアレポートで点数が分かるので、合格基準との差を見て弱いところを直す手順も書いています。
ほかの資格の直前: モバイルシステム技術検定2級 ・ IoTシステム技術検定 基礎 ・ IoTシステム技術検定 中級 ・ モバイル技術基礎検定 ・ スマートフォン・モバイル実務検定
試験の日程・受験料・合格率などの公式の情報は、2026年10月27日に試験の公式サイトで確認しました。最新の情報は公式ページで確かめてください。